企画

企画室 パタンナー

Ito Kiyomi伊藤 喜代美

meister02a

目立たない部分で勝負する、それがおもしろい

ヒアリングを元にしたユニフォームデザインとパターン作成を担当する、いわばお客様との窓口である企画室。
そんな企画室でパタンナーとして勤務する伊藤。彼女が思う仕事のやりがいとは。

元々は洋裁学院で先生をしていました

ダイイチに入社する前は横浜の洋裁学院で7年ほど教鞭をとっていました。担当はパターンと洋裁の指導、元々同学院の生徒でそのまま残った形です。教えることと実践は別物なので一概には言えませんが、それでも当時の経験は今でも大いに役立っています。ダイイチでの仕事は、特別注文製品やオリジナル製品のパターン製作が主。まず寸法を決めて、その後マスターと呼ばれるサンプルを製作、クライアントチェックを経てサイズ展開を考える…というのが簡単な仕事の流れです。主力商品はユニフォームなので1日に何着もパターンを引くということはあまりないですが、それでも小物類等の細かい製作物や、季節の変わり目は仕事が多いです。一週間くらいでベスト、ブラウス、パンツの3アイテムを男女それぞれ3パターン作る、なんてこともありました(笑)。

元々は洋裁学院で先生をしていました

機能性は大前提、そこに何をプラスするか

ユニフォームは老若男女問わず誰もが着る物、だから誰が着ても着やすい服を作る、ということを一番に心がけています。例えば手を伸ばした時に背中がズレない、スムーズにしゃがめる、最適な場所に最適なサイズのポケットをつける等…工夫できることはたくさんある、今も日々勉強です。その他にも、サービス業の方なら、機能性を前提にデザインの綺麗さも加味するし、全身を動かすような仕事の方なら、とことん機能性を追求します。お客様それぞれの職業をよく考え、パターンに落とし込むことが重要です。

meister02 img02meister02 img03

縁の下の力持ちだからこそ、
褒めてもらうと嬉しい

パタンナーは裏方仕事。褒めてもらえることは少ない代わりに、万が一製品に何かあった際には真っ先にお叱りを受ける立場です。その分、営業経由でお客様から「動きやすくて仕事がしやすくなった!」といった言葉をいただけると本当に嬉しくなりますね。“可愛い、綺麗”といった見た目の分野はデザイナーの力が大きいですが、機能面分野はパタンナーの力、そういう目立たない部分で勝負していきたいです。それがこの仕事のおもしろさのひとつだとも思っています。

縁の下の力持ちだからこそ、褒めてもらうと嬉しい