コラム

【企業向け】おしゃれな作業着の事例やメリット、導入のコツを解説

はじめに

従来は、安全性や機能性で選ぶことが多かった作業着ですが、近年では、従業員のモチベーションやエンゲージメント向上のために、おしゃれな作業着を導入・リニューアルをしたいといった声が増えています。

記事では、企業のユニフォーム担当者に向けて、おしゃれな作業着を導入するメリットやコツ、具体的な作業着の事例を含めて解説します。

おしゃれな作業着の種類

初めに、おしゃれな作業着の種類を見ていきましょう。

デニムジャケット

デニムジャケットは、カジュアルさと機能性を兼ね備えた作業着の代表的なアイテムです。海外の職人が着用しているイメージを持つ人も多いでしょう。丈夫な素材で作られているため、長時間の作業にも耐えられる上、デザインも多彩で、様々な業種に合わせたスタイルを選ぶことができます。

また、デニムジャケットは夏を除いて季節問わず使用でき、特に屋外での作業が多い現場ではその耐久性と保温性が重宝されます。スタイリッシュかつ実用的なデニムジャケットは、おしゃれな作業着の象徴と言えるでしょう。

ポロシャツやワークシャツ

ポロシャツやワークシャツも、作業着として人気の高いアイテムです。軽量で動きやすく、作業中の快適さを保つことができる点が魅力です。特にポロシャツは、カジュアルな雰囲気を保ちながらも、きちんとした印象を与えるため、接客業やオフィスワークだけでなく、夏用の仕事着の一環としても適しています。

ワークシャツに関しては、フォーマルさを求められる現場や内勤など、あらゆるビジネスシーンにも違和感なく溶け込めるデザインが多いです。おしゃれなカジュアルレストランのスタッフさんが着ているような、ダンガリー生地のシャツもワークシャツの1種と呼ばれます。

ポロシャツやワークシャツも、作業着として人気の高いアイテムです。軽量で動きやすく、作業中の快適さを保つことができる点が魅力です。特にポロシャツは、カジュアルな雰囲気を保ちながらも、きちんとした印象を与えることができます。たとえば、建設会社やビルメンテナンス会社や物流会社の場合、実際の作業以外に依頼主のお客様との商談の場にも馴染みます。

ワークシャツに関しては、フォーマルさを求められる現場や内勤など、あらゆるビジネスシーンにも違和感なく溶け込めるデザインが多いです。

カーゴパンツ、スラックス

カーゴパンツは、収納力と機能性が特徴の作業着です。多くのポケットが付いているため、工具や小物をすぐに取り出せる便利さが作業効率を向上させます。さらに、*耐久性の高い素材で作られることが多いため、ハードな作業にも対応でき、長期間使用しても損耗しにくいのが利点です。(*耐久性は、作業内容や外部環境に応じて変わります)

 

カジュアルなデザインながらも、高い実用性を持つカーゴパンツは、おしゃれでありながら機能的な作業着を求める人々に最適な選択肢です。

 

スラックスもおしゃれな作業着として有名です。スラックスは、「slack=ゆるい」という語源であり、作業着としても優秀です。収納力はカーゴパンツに劣ることが多いですが、フォーマルな場面でも活用できるおしゃれパンツです。

 

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おしゃれな作業着を導入するメリット

次に、前章で紹介したおしゃれな作業着を導入するメリットを解説します。

従業員のエンゲージメント向上

おしゃれな作業着を導入することで、従業員のエンゲージメントが向上します。作業着は、ほぼ毎日着用するものです。自分が好きなデザインやスタイルの作業着を身につけることで、従業員は会社への愛着や帰属意識が高まり、自ずと働く意欲も高まります。

自分が好きな作業着・似合う作業着を着ることで、仕事へのモチベーションが上がり、チーム全体の士気向上にも繋がります。

【参考 コラム】かっこいい作業着を求める声が急増!従業員が着たくなる作業着とは?
https://www.un-daiichi.co.jp/news/3988/

企業ブランディングに繋がる

おしゃれな作業着は、企業のブランディングにも大きく影響します。会社全体でおしゃれな作業着を着用することは、組織の統一性、外部への第一想起の獲得に繋がります。例えば、某引っ越し会社は、作業着を通じて成功したブランディングの1つです。

見た目だけでなく、機能性を兼ね備えた作業着を取り入れると、「従業員のためを思った作業着なんだな…」と、応募者側が感じるため、採用ブランディングにも繋がります。

【参考 導入事例】「多様な個が集まり大きな力になる」 コンセプト通りの“誇りあるユニフォーム”に【戸田ビルパートナーズ株式会社様】
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/1299/

生産性が高くなる

先述した従業員のエンゲージメント向上と少し重複しますが、自分好みの作業着を着ることで、従業員は仕事へのやる気が高まり、生産性が向上します。例えば、学生の頃に新しい文房具を買ったときに、勉強意欲が沸くイメージです。

新しい作業着を取り入れることで、従業員に新鮮さを感じさせ、より前向きな気持ちで日々の業務に取り組めるようになります。

好きな服を着ることで気分が良くなり、
デザイン性のあるおしゃれな作業着を着用することで、業務に集中しやすくなるのに加えて、作業着の着用は仕事中のオンとオフの切り替えを明確にし、効率的な働き方の促進にも効果的です。

おしゃれ作業着を導入するコツ

次に、おしゃれな作業着を導入するコツを見ていきましょう。

おしゃれの定義を決める

おしゃれの感覚は個人によって異なるため、会社として「おしゃれ」の定義を明確にすることが重要です。

どのようなデザインやカラーがかっこいいとされるのか、従業員の意見を取り入れながら基準を設けることで、全員が納得のいく作業着を選ぶことができます。

一方で、従業員ひとり一人の意見を汲み上げて「おしゃれ」の定義を決めたいことですが、全員が満足のいく作業着を作ることは実際には難しいでしょう。コツはあくまでも「会社」として見たときに、違和感がないか、納得感はあるかを吟味することです。

熱量の高い社員にプロジェクト参加してもらう

作業着の選定やデザインには、特に熱意を持っている社員をプロジェクトに参加させることが肝となります。熱量の高い社員がプロジェクトをリードすることで、作業着導入後の不満や口出しを防ぐことができ、スムーズに導入が進みます。積極的に意見を出してもらい、全社員が満足できる作業着作りを目指しましょう。

一方で、プロジェクトの人数が多ければ良いということではないため、様々な部署からメンバーを構成することが重要です。

現場のメンバーに話を聞く

実際に作業着を着て作業を行う現場のメンバーに意見を聞くことが、より良い作業着を選ぶための重要なステップです。現在の作業着で感じている不便や不満を吸い上げ、改良を重ねることで、従業員が快適に働ける作業着を作り上げることが可能です。

機能性を考慮した作業着にする

おしゃれさだけでなく、作業着としての機能性も考慮することが必要です。動きやすさ、耐久性、素材の選定など、作業内容に応じた機能を持つ作業着を選ぶことで、従業員の作業効率をさらに高めることができます。

例えば、現場で溶接などを行なう職種の場合、燃え広がらないために、綿100%の生地の作業着がマストです。一方で、動きづらかったり、乾きにくいこともあります。そのため、設計職など、内勤業務の職種と同じデザインでも生地違いを導入するケースもあります。

職種に合わせて、機能性や安全性を確保した作業着を選ぶことがコツです。

幅広いサイズに適用できる作業着を選ぶ

従業員の体型はさまざまであるため、幅広いサイズ展開のある作業着を選ぶことが重要です。従業員が増えた場合、その新しい従業員が着られるサイズがなければ、職場や仕事に馴染むスピードは減少してしまいます。

全員が快適に着用できるよう、しっかりとフィッティングやサイズのバリエーションをユニフォーム会社に予め確認しましょう。幅広いサイズを用意してもらうことで、従業員のモチベーションを下げずに保つことできます。

単価や発注ロットの見積もりを出してもらう

作業着導入に際して、予算をしっかりと管理するために、単価や発注ロットの見積もりを取っておくことが大事です。例えば、100名の社員のうち30名分の作業着を新調する場合、コストが思った以上に高くなることがあります。稟議や社内相談がスムーズに進むよう、見積書を事前に準備しておきましょう。

またオーダーメイドではなく、既製品を使った作業着の場合、必ずしも数が増える事で単価を抑えられる訳ではないので、事前にユニフォーム会社に確認を取っておくことがポイントです。

ユニフォーム会社とデザインの打ち合わせを重ねる

ユニフォーム会社との綿密な打ち合わせを行い、デザイン面でも妥協しない作業着を作り上げることが大切です。

プロフェッショナルな意見を取り入れつつ、企業のブランディングの方向性や従業員の要望に合わせた作業着にするために、小まめなコミュニケーションを心掛けましょう。

事前に試着ができるか確認する

作業着はおしゃれさだけでなく、実際の着用感も重要です。納品後に「サイズが合わない」「動きにくい」「ポケットの位置が悪い」といったトラブルを避けるため、事前に試着を行うことがポイントです。

実際に作業着が出来上がり、試着が可能な場合は、現場メンバーに実際に着用してもらい、気心地や機能性をチェックしてもらいましょう。必要であれば、手直しをしてもらうために再度、打ち合わせから作業着の全体を確認することも、おしゃれな作業着を作るうえでは大切なフローです。

 

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おしゃれな作業着の人気ブランドや素材の一覧

作業着の人気のブランド

TSデザイン

TSデザインの作業着は、機能性とデザイン性の両方を兼ね備えた製品が特徴です。軽量でありながら耐久性があり、長時間の作業でも快適に着用できることが評価されています。
デザイン面でもオシャレさを追求しており、カラーバリエーションも豊富です。


バートル

バートルは、高品質かつ、経済的でスタイリッシュな作業着を展開しており、かっこいいと言われる作業着が特徴です。例えば、「7620シリーズ」は、耐水性・透湿性・防風性を兼ね備えた全天候型で、どうしても天候に左右されてしまう屋外作業にも適しています。

また、動きやすさを追求した4WAYストレッチ素材を使用したパンツや、防寒性に優れた裏フリースの製品も人気です。


ディッキーズ

ディッキーズ(Dickies)は、1920年代にアメリカで誕生したワークウェアブランドです。今でこそ、カジュアルなファッションで使われることが多くなりましたが、全米各地の工場や米軍などに採用されるなど実用性を重視してきた歴史があります。

特に有名なのが「874」ワークパンツで、ポリエステルとコットンの混紡素材を使い、シワになりにくく耐久性が高いのが特徴です。

タルテックス

タルテックス(TULTEX)は、機能性と快適さを兼ね備えた作業着ブランドとして人気があります。特徴的なアイテムは、ボディアイテムが有名で上質コットン100%使用のTシャツなど定番商品を一貫して製造しています。

作業着に適している素材と特徴

・ブロード
ブロードは織り方の一種で、キメが細かく耐久性が高いことが特徴です。「織り方」の一種なので、使われる素材は数多くありますが、特に綿素材の「綿ブロード」は、ワイシャツやエプロンに使われることが多く、作業服にもよく採用されています。

 

・ツイル
ツイルは「綾織」と呼ばれる生地で、肌触りが良く伸縮性があります。デニムやギャバジンもツイルの一種であり、作業ズボンや作業服に広く使われています。

 

・ギャバジン
ギャバジンは防水加工された綿素材です。丈夫で耐久性があり、戦場でも使われてきた歴史があるため、作業服にも適しています。少々の手荒な扱いでも傷みにくい特徴があります。

 

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【事例】ダイイチのおしゃれな作業着

製造業


製造業の事例
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/1259/

建設業


建設業のURL
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/2051/

設備業


設備業の事例
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/1295/

ビルメンテナンス


ビルメンテナンスの事例
https://www.un-daiichi.co.jp/news/2496/

 

 

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