運送業・倉庫業に適したユニフォームの選び方と成功事例
運送・倉庫業に最適なユニフォームを選ぶポイント
業務内容に沿ったユニフォームを選ぶ
業務に合ったユニフォームにすることで、安全性が保たれ、作業効率は良くなります。特に運送業や倉庫作業のように体を動かしたり、着用している時間が長い業種では、ユニフォームの機能性や着心地が働きやすさに大きく影響します。例えば、運送業では、長時間座ることが多いため、通気性が良く着心地のいい素材のユニフォームが求められます。さらに、夜間の運転や荷物の積み下ろし時の安全を考えると、反射材が付いたデザインが役立ちます。
その他、倉庫での作業では、重い荷物を扱うことが多くなるため、丈夫で動きやすいユニフォームが必要です。また、倉庫内は気温差が激しいことがあるので、防寒性や吸湿性に優れた素材を選ぶことがポイントです。本記事の後半では、具体的なユニフォーム例や機能性の詳細について解説します。
コーポレートカラーや他職種のユニフォームと合わせる
ユニフォームを選ぶ際には、機能性や安全性が重要であることは先述した通りです。一方で、職場全体の統一感を演出するためには、コーポレートカラーや他職種のユニフォームとの調和も考慮する必要があります。例えば、事務職などのコーポレート職と共通のブランドイメージを持たせるため、デザインに統一感を持たせつつ、職種ごとに異なる色や細かなディテールを加えることで、見た目の識別性を確保することができるでしょう。
また、現場で働く従業員のユニフォームは作業のしやすさが最優先ですが、事務職や営業職が着るユニフォームとも統一感のあるデザインを採用することで、企業全体としてのプロフェッショナリズムを表現できます。見た目としての統一感は、従業員の帰属意識や満足度の向上にもつながります。
本章で解説した背景から、運送業や倉庫業では、業務内容や作業環境に適した機能性を重視しながらも、顧客との接点があるため、企業の統一感やブランドイメージを反映させることが重要です。従業員が安全かつ快適に作業できるだけでなく、企業の魅力を高めるユニフォームを選ぶことが、中長期で見たときに、職場の一体感や業務効率が高まるきっかけとなります。
トラック運転手向けのユニフォーム選びのコツ
トラック運転手向けのユニフォームを選ぶ際には、動きやすさと
・快適性(伸縮性)
・収納性
・耐久性
・視認性
といった機能が必要です。
トラック運転手は荷物の積み下ろしや長時間運転がメイン業務です。したがって、ストレッチ性のある素材や立体裁断を採用したユニフォームを選ぶことで、運転手の身体への負担が減ります。携帯電話や伝票、ボールペンなどを持ち運ぶことが多い場合は、フタ付きポケットなど収納機能が充実したユニフォームを選びましょう。また、荷物の運搬でユニフォームが擦れやすい方には、耐摩耗性の高い素材を使用したユニフォームがおすすめです。
さらに運転業務でも、夜間作業や荷台での作業もあります。反射材が前後に配置されたユニフォームを選ぶことで、視認性が高まり、より安全かつ、業務に集中できます。
倉庫業向けのユニフォーム選びのコツ
倉庫業に適したユニフォームを選ぶ際には、先述したトラック運転手と重複する部分もありますが、
・動きやすさ
・通気性/速乾性
・防寒性
・視認性
が重要なポイントとなります。
運送業務と同様、仕分けや梱包、運搬作業を考慮し、ストレッチ性のある素材や立体裁断を採用したユニフォームが適しています。通気性や着脱可能かどうかは、特に注視したいポイントです。夏場の倉庫内は空調が行き届かないことが多く、蒸れやすい環境で作業することが多いため、通気性に優れたメッシュ素材や汗を吸収し速乾性の高い素材が求められます。
一方で、冬場には防寒性の高いフリース素材や中綿入りジャケットが適しています。そのため、着脱のしやすさもユニフォームを選ぶうえではチェックしておきたい機能です。また、倉庫内では重機やフォークリフトが頻繁に動くため、蛍光色や反射材付きのユニフォームを選ぶことで視認性を高め、作業中の安全性を確保しましょう。労災防止に備えるためにも、安全に作業ができるユニフォーム選びが重要です。
運送・倉庫業でユニフォームを導入・リニューアルするメリット
本章では、ユニフォームの導入・リニューアルをすることのメリットを紹介していきます。
企業としてのブランディング
カラーやロゴデザインが一貫したユニフォームは、企業のブランディングに効果的です。特に運送業務では顧客との接点が多いため、統一感のあるユニフォームが企業イメージを強く印象付けるメリットがあります。重要なのは「一貫性」ですので、顧客が認知しているコーポレートカラーと浸透したいコーポレートカラーを一致させたユニフォームを作ることです。
従業員満足度や組織としての一体感が高まる
ユニフォームの制作プロセスに従業員の意見を反映することで、新ユニフォーム導入後の満足度が高まり、組織としての一体感が生まれます。例えば、「よくわからないけれど、新しいユニフォームに変わったんだね」と感じさせるのではなく、従業員が主体的に関与し、「自分たちが選んだユニフォーム」と認識できるようなプロジェクト進行が重要です。
上記の通り、ユニフォームは単なる「着る」といったユニフォーム以上の価値を持つため、企業と従業員双方に大きなメリットがあります。
関連記事:企業ユニフォームで表現できる、従業員の個性を認める姿勢|ユニフォームのダイイチ
運送・倉庫業ユニフォームの進化
環境に優しいユニフォーム
近年、環境配慮が注目される中、環境に優しいユニフォームの需要が高まっています。リサイクル素材を使用したユニフォームや、生分解性の高い素材を採用することで、環境への負荷を軽減することができでます。一見、企業の営業活動に対して直接的な利益にはならないと思えますが、環境へ配慮した活動は、SDGsといった持続可能な社会への貢献をアピールでき、「企業の社会的信用」を高めることができます。
また、環境意識の高い従業員にとっても、こうしたユニフォームの導入は働きがいを高める要素となるでしょう。ダイイチでは、リサイクル素材を使用したユニフォーム導入プロジェクトを開始しているので、次章で紹介します。企業としての環境配慮への姿勢は、取引先や顧客からの信頼に繋がる活動ですので、ぜひチェックしてください。
企業の特色に合わせたオーダーメイドユニフォーム
企業独自のブランドイメージを反映したオーダーメイドユニフォームは、他社との差別化を図るために非常に有効です。ロゴやコーポレートカラーを取り入れるだけでなく、従業員のニーズに基づいてデザインや機能性をカスタマイズすることで、より実用的で魅力的なユニフォームになります。
たとえば、運送業であれば耐久性を重視した素材選びや、倉庫業であれば動きやすさを重視した設計が考えられます。オーダーメイドユニフォームを作る際は、前章で解説した通り、導入プロセスに従業員を巻き込むことが肝心です。
ダイイチのユニフォーム
ダイイチでは、企業のニーズに応じた オーダーメイドユニフォーム の製作や、環境配慮型のユニフォームを提供する BRINGプロジェクト を展開しています。以下にその詳細をご紹介します。
オーダーメイドユニフォーム
企業のブランドイメージを反映したオリジナルデザインや、現場での使いやすさを追求したオーダーメイドユニフォームを提供しています。お客様ごとのニーズに応じたカスタマイズが可能で、現場メンバーの働きやすさや、オーダーメイドユニフォームによる企業の認知度向上をサポートしております。
オーダーメイドユニフォーム|ユニフォームのダイイチ
【企業のユニフォーム担当者向け】https://www.un-daiichi.co.jp/work-uniform/
環境に優しいユニフォーム「BRINGプロジェクト」
『BRINGプロジェクト』とは、持続可能な社会に向けた取り組みとして推進しているプロジェクトで、リサイクル素材を使用し、環境負荷の軽減を目指したユニフォームを展開しています。環境への配慮と機能性を両立したユニフォームは、企業の社会的責任(CSR)を果たす役割にも繋がる取り組みです。
ダイイチが実施する環境にやさしいユニフォーム『BRINGプロジェクト』
【事例】ダイイチの運送・倉庫業向けユニフォーム
浜一運送株式会社様
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/2697/
『反射材付きのユニフォームの導入で安全性・視認性が向上』
中央運輸株式会社様
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/4787/
『身だしなみ改善を目的にモデルチェンジ、皆を格好よく変えた新ユニフォーム』
富士運輸株式会社様
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/2466/
『オーロラリフレクター反射プリント入りの新ユニフォームを採用』