Case Study
同業の運送会社からも「かっこいいね!」声を掛けれるほど新しいデザインのユニフォームを導入【熊野輸送株式会社様】
熊野輸送株式会社 様
大手メーカーの規制と信頼に応えるユニフォーム
御社の業務の内容を教えてください。
主に大手自動車メーカーの工場で生産されたばかりの商品自動車をキャリアカーに積んで港や販売店へ輸送する業務です。輸送する積荷は9割以上新車で、車体に傷をつけるようなことがあってはなりません。安全走行はもちろん、ユニフォームに至るまで細心の注意が必要となります。
デザインなどは各社自由なのですが、ボタンなど突起物が表面に出ていてはいけない、ファスナー面は被われていなくてはいけない、ズボンのベルトはマジックテープでバックルがあってはいけないなど、荷主さんからの規制があります。おそらく皆さんが想像している以上にルールが厳しいです。そういう厳しい規制の中でのユニフォーム選びだったので大変なこともいろいろありました。
新ユニフォームが従業員のモチベーションアップする!?
作業着を変えたいという構想はずっと以前からありました。この業界は求人難で、アルバイトの CM などでも、今どきの仕事探しは制服のイメージで選ぶなどと言われています。ユニフォームのリニューアルは会社のイメージアップにもなり、求人効果も得られるかもしれないと考えました。
ドライバーからも「もう少しかっこいいのがいい」という意見もありました。従業員満足度の向上を目的とし、ユニフォームをリニューアルしたことによって従業員のモチベーションも上がったように感じます。従業員のモチベーションが低いと事故に繋がりかねないので、その点も考慮してリニューアルに踏み切りました。また、帽子や防寒着も含め、いっぺんにリニューアルすることで一体感も得られました。当社では仕事始めに、従業員全員で神社に参拝に行くというイベントを毎年行っています。
新しいユニフォームは、せっかくなので仕事始めの日に、一斉に着用することにしました。今年は、従業員全員新しくなったユニフォームで参拝し、一体感はより強まったように思います。帽子から防寒着まで一斉に変えたことは、荷主さんへのインパクトも大きかったように感じています。先日、荷主さん主催の全国ドライバーズコンテストがあったのですが、そのときに、「熊野さんユニフォーム変えたんだね、これどこの?いいね!」と言ってもらえました。
ユニフォームの色は御社のイメージカラーということですが。
当社のコーポレートカラーは濃淡2色の緑のツートーンになっています。
熊野輸送の熊野は創業者が和歌山県出身で、熊野本宮大社の熊野からきています。当社と同様の協力会社というのは全国にありますが、他社とはできるだけ色も被りたくないし、デザインも被りたくない。
他社は比較的青系が多いのですが、青は当社のイメージカラーではないし、あまり暗い色もよろしくない。荷卸しなどを夜中に路上で行うケースも多く、暗い色だと目立たないので重大事故にもなりかねない。
夜間の視認性が高いデザインがいいねということもあって、いろいろな色の中から緑に決定しました。決定に至るまでには、何度も試着しました。今回のユニフォームに関して言えば、背面の反射材で夜間でも目立ち、気に入っています。
新しいユニフォームの評判はいかがですか?
評判はいいですね、一番いいところは、後ろのロゴマーク。
これはダイイチさんからのご提案ですが、とても評判がいいです。
ロゴマークは何点かご提案させていただきましたが、今回採用いただいた決め手を教えてください。
やはりデザイン、書体を含めて気に入りました。ベテランさんは漢字がいいという意見もありましたが…。
背面のグラデーションもかっこよくて気に入っています。
ユニフォームを新しくして良かったなと思われる点は?
やはり従業員のモチベーションが上がったことですね。当然荷主さんのルールで指定された作業着しか着てはいけないのですが、以前の作業着の時は、ごく稀ではありますが洗濯したものが乾かなかったとか、時間がなかったなどと言い訳をして、下に指定外のものを履いたりする人もいましたが、新しいユニフォームにしてからはそういうこともなくなりました。また、背中にロゴを入れたことによって、寄り道をする際にも会社の一員として恥ずかしくないように注意するようになったようです。きちんとしたユニフォームを着ていると、中身もシャキッと整うものなのでしょうか。
ユニフォームのリニューアルにダイイチを選んでいただいた決め手はなんですか?
他社と比較して、ダイイチを選んでいただいたということですが、決め手は何だったのでしょうか?
30年以上付き合いのあった作業服屋さんもあったのですが…。
2、3年前のトラックショーに出向いた時にダイイチさんのユニフォームが展示されていて、興味をもったのがはじまりです。
ダイイチに変えていただいた理由は?
やはり一生懸命通って来てくれたということもあります。他社が持ってくるカタログに今風のものがなかったというのもあります。カタログだけ持ってきて、この中から選んでくださいという感じのセールスもありました。
デザインが気に入っても、改良できますかと尋ねたら、できないという答えで、結局どこにでもあるような代り映えのないものになってしまうということの繰り返しでした。しかし、ダイイチさんの場合は、いろいろデザインが選べました。また、こちらの改良の希望にも対応してくれる。やはりダイイチさんの提案力の高さに惹かれたというところもあります。
私はもともと服が好きなので…いろいろとこだわりをもちたい。服の印象ってとても大事ですからね。