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導入事例

全国Aコープ協同機構 様

全国Aコープ協同機構 機能性もデザインも向上させて、価格は抑えたいという希望を叶えて頂きました。

ユニフォームリニューアルの経緯

アイテム数が多すぎて管理が煩雑だった

ユニフォームを新しく制作しようと思われたのはなぜですか?

 

組織の体制が変わったのでユニフォームを新しくしようと考えました。
旧全国Aコープチェーンは、昭和40年代から、組合員・地域利用者の暮らしを守る拠点として、各JA(当時は農協)にAコープ店舗が設置され始め、昭和46年に正式に発足した組織です。 しかし更なる経営基盤の確立をめざして、平成19年3月末にこれを解散し、同年4月から「全国Aコープ協同機構」としました。この組織の変更に伴ってユニフォームも新しく制作しようということになりました。

以前のユニフォームには問題点がありましたか?

1、価格  2、アイテムの多さ  3、機能

が、問題でした。

 

1、以前はユニフォーム制作会社と、在庫管理や受注発送する物流会社が別の会社だったので、制作と物流それぞれに経費がかかっていました。そこで制作と物流を同じ会社にお願いできればマージンカットができると考えていました。


2、以前のユニフォームは19アイテムありました。このアイテム数は多すぎて、管理が複雑化していました。


3、ペットボトル再生素材を使用していたのですが、機能性に問題がありました。

新しいユニフォームに望んだことは?

最初にお願いしたのは下記2点です。
1、 以前のユニフォームの問題点を改善すること
2、 圧倒的に価格を下げること機能性もデザインも向上させて、価格は抑えたいというのが希望でした。

 

デザインについては、今のユニフォームは男女別に種類がありましたが、それだとアイテム数がどうしても多くなってしまうので、できれば男女兼用を希望しました。また、全国に約530店舗あるので、一斉にユニフォームを新しくすることは難しく、順次リニューアルしていくこととなり、数年かかると思います。なので、その間、古いユニフォームと新しいユニフォームのお店があっても、お客様から見て違和感のないよう、ブルゾンは基本デザイン踏襲することを望みました。

制作会社探しについて

6社コンペを実施 その中でダイイチの提案内容がダントツだった

制作会社をどのように探されましたか?検索したりして探したのではなく、今までのつながりのあるところにユニフォームをリニューアルしたい旨と、上記の希望点を伝え、企画をあげてもらい、その中からコンペ形式で選ぶことにしました。コンペに参加してもらった会社は、ダイイチさんを含めて合計6社です。

コンペはどうでしたか?

ダイイチからの提案が、ダントツでした。
あがってきた提案書を見たら、もう、ダイイチさんの内容が他とは比べ物にならないくらい秀逸で。

私だけではなく、事務局のメンバー全員一致で、すぐにダイイチさんに決まりました。

仕事内容を知っている人がデザインするとこうも違うのか!

全国Aコープ協同機構ス

有名なメーカーが数社ありましたが、そこに決めようとは思わなかったのですか?

 

ネームバリューから考えたら、一般衣料のメーカーさんに決まりそうですよね。
確かに最初「ダイイチ」という会社名を聞いても、「それ、どこの会社?」と。失礼ですがダイイチさんを全く知りませんでした。しかし、洋服と制服は違います。

スーパーのユニフォームはスーパーの仕事を良く知っている人にデザインされるとこうも違うのか、と思いましたね。

 

ダイイチについて

漂白剤を使っても色落ちしないエプロンが「すごい!」

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<エプロンに施された工夫の抜粋>

(1)襟付きベストを着用したイメージできちんとした上品な印象のデザイン

(2)ウエストでしっかりマーク、首周りはカマー部分を広く分散させ、肩こり等の負担を軽減し、動きを楽に (3)まとわりつきを軽減させるためのスリット

 

ダイイチからの提案はどんなところが優れていたのですか?

漂白剤を使っても色落ちしないエプロンが「すごい!」 スーパーのことを良く知っている人がデザインしているな、というのが一目でわかるものでした。

 

私がまず気に入ったのは、エプロンです。スーパーの仕事は棚の上から物を取ったり、逆にかがんだりと動きが大きいんです。ですので、普通のエプロンですと、肩の紐がズレ落ちてきたりすることがあります。ダイイチさんから提案されたエプロンはホルターネックのデザインで、肩から紐がズレ落ちることはありません。

 

また、エプロンの素材には防汚加工のほかに漂白剤で色落ちしない生地が使われていました。スーパーの現場では、殺菌など漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムを使用することが多いです。それをよくご存知でした。

 

しかし漂白剤で色落ちしない生地と言われても、にわかには信じがたい、というのが正直な感想でした。

だが、目の前で実演され、漂白剤でも本当に色落ちしないのをこの目で確かめてからは「これはすごい!」と思いました。

その他に優れていると思われる箇所はありますか?

ユニフォームに付けられた「カーボンオフセット」のマーク。(社)日本カーボンオフセットを通じて、国連の認定を受けた排出権を取得している

1、コイルファスナー
生鮮の白衣は普通ボタン止めなのですが、それですとボタンのあわせが違うので男女別に必要ですよね。でもダイイチさんはアイテム数を減らすために、それをジッパーにして、男女兼用にしてくれました。またそのジッパーもコイルファスナーが使われていて、万が一部品が欠け落ちても、商品に異物混入しないような工夫がされています。 このような工夫は食品衛生管理システムHACCP(*1)の考え方が取り入れられているのですが、ほかにもデザインが工夫されています。

 

2、袖口ネット
たとえば、作業する人たちの体毛や、ユニフォームの下に着用しているウェアから出るゴミ、チリなどが食品の中に混入しないように、袖口の内側に袖口ネットが取り付けられています。

 

3、アイテム数19から8に削減、物流の1本化、新旧違和感のないデザイン
また、アイテム数も19から8アイテムに減らすことができました。流通の問題点も、ダイイチさんが両方やっていただけるので、こちらも解決し、価格的にも以前のユニフォームに比べて抑えることができました。デザインもグリーンやオレンジといった旧デザインと同じ色を使用しているので新旧の違和感がないものになっていると思います。

 

4、パンツの股下調節機能
パンツは裾上げをすると股下の長さが決まってしまうので、中古品管理が難しいアイテムです。そこで、裾にテーピースナッパーをつけることで、切らずに裾上げできる「股下調節機能付きパンツ」(ダイイチ特許取得)を採用しました。

 

5、カーボンオフセット
さらに日本の温室効果ガス排出対策に積極的に取り組んでいることをアピールできる「カーボンオフセット(*2)」をユニフォームに付けることを提案いただき、導入しました。 Aコープは以前から環境保全活動に取り組んでいましたが、これがユニフォームというお客様の目に付きやすいところでアピールでき、企業のイメージアップに繋がっていると思います。

 

 

corp3

 (*1) HACCPとは、「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略。 食品の中に潜む危害(生物的、化学的あるいは物理的)要因(ハザード)を科学的に分析し、それが除去(あるいは安全な範囲まで低減)できる工程を常時管理し記録する方法


(*2) カーボンオフセットとは、直接的な対策によって削減できない二酸化炭素(carbon)を、植林やクリーンエネルギー事業等の温室効果ガス削減事業に投資することで、排出分を相殺する(offset)仕組みのこと。1997年にイギリスのカーボンニュートラル社が考案し、欧米を中心に広く浸透した。日本では2007年より普及している。

 

ユニフォームを制作した感想

正しく着用するためのマニュアルを作成

スタッフの反応はいかがでしたか?

 

良かったですよ。
私がエプロンを実際に着用して見せたのですが、みんなの反応はとても良かったです。それに埼玉所沢の店舗で事前に試着してもらい、現場の意見を聞く機会をもち、袖口のきつさなどを調整できたのも良かったです。ユニフォームを導入してから問題点などありましたか?エプロンはよく考えられていてとても優れたデザインなのですが、正しく着用しないとその効果が表れません。

corp4新しいユニフォームを導入した店舗から「エプロンは首がこる」という意見があがってきました。このエプロンは肩にも負担が少ないデザインなのに、おかしいな、と思ったら着用方法が違っていたのです。 ホルターネックのデザインはウエストで結ぶ紐をルーズに締めていると、首に負担がかかってしまいます。逆にウェストの紐をきちんと締めていれば、首にも肩にも負担が少なくてすみます。 店舗に行ってみると、スタッフによって着方はまちまちでした。そこで正しく着用してもらうために「着用マニュアル」を作成しました。正しく着用されるようになってからは、問題はありません。

女性のユニフォームは気持ち大きめに

これからユニフォームの制作を考えている方へのアドバイス新しくユニフォームを制作されるなら、女性サイズは少し大きめにすることをオススメします。
女性は普段来ている洋服のサイズより大きいサイズを選択することに抵抗を感じるようです。男性からすれば、MできついならLサイズのユニフォームにしてくれればいいのに、と思うのですが、そういかないようで。逆にMサイズを着ている人がSサイズでピッタリだったりすると嬉しいみたいですね。そのあたりが男性にはよくわからないので、これから制作する際には考慮されたほうがいいかもしれません。お忙しい中、取材にご協力いただき、ありがとうございました。

 

 

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