コラム

ユニフォームのモデルチェンジが企業課題の解決にもたらす効果 その①

はじめに

企業におけるユニフォームのモデルチェンジが企業課題の解決にもたらす効果は少なくありません。ユニフォームが従業員に対して送るメッセージとして、「会社との一体感」「機能性」「モチベーションアップ」の3点と言えましょう。また、ユニフォームは、従業員だけでなく、そのユニフォームを見るだけで多くの人がその企業名までを連想させるような大きな役割も担っております。

では、ユニフォームをモデルチェンジするタイミングは、どのような場合でしょうか?

ユニフォームをモデルチェンジするのに最も良いタイミングは?



ユニフォームをモデルチェンジするのに最も良いタイミングを5点挙げていきたいと思います。


  • 長年同じものを継続して使用している場合

  • サービスや企業方針などの変化が生じた場合

  • 従業員の年齢や男女比率が大きく変化した場合

  • 狙うターゲットに変化が生じた場合

  • 従業員からの要望があった場合


以上の5点が生じた場合、ユニフォームのモデルチェンジをすることを検討する時期にあるのです。

長年同じものを継続していると、劣化したり、型崩れを起こしていたりと、時代にあっていないと、企業イメージや飲食店のイメージを損なったり、従業員が集まりにくくなるなど、求人にさえも左右する危険性もあります。

ですから、サービスや企業方針などの変化が生じた場合を一つの区切りとして、ユニフォームをモデルチェンジするタイミングとも言えるでしょう。

昔は、男性中心の職場でも時代の流れによって、男女比率が大きく変わる傾向にあります。男女兼用のユニフォームの導入や、年齢層が大きく変化した場合も、若者にも支持されるデザインなどのユニフォームへのモデルチェンジが必須となっていくのです。

ユニフォームは、従業員のモチベーションにも影響がありますので、従業員からの要望もユニフォームをモデルチェンジするタイミングともいえるでしょう。

周年事業等のタイミングでのモデルチェンジ

ユニフォームをモデルチェンジするタイミングとして、「創業〇〇周年」などの周年行事の一環として行う場合もあります。心機一転、一から頑張っていくという等の意味を込めてのモデルチェンジです。そうしますと、企業に新しい風が吹きます。

長くなればなるほど、長年用いたユニフォームの由来などを知らない従業員が増えてきた場合、結束力やモチベーションアップを目的としたユニフォームのモデルチェンジが有効です。「ダサい/かっこよくない/可愛くない」等の理由で、ユニフォームをキッチリ着用しない従業員も増加傾向にありますが、それは、若者に合わない服装だからという理由があげられます。

若者に寄り添い過ぎるのは、NGですが、若者にある程度寄り添った形のデザインの提案で、若者も違和感を感じずに着れるようなモデルチェンジを行って、気を引き締め、業務効率化やチームワーク等、周年事業のタイミングで、従業員の気を引き締めるきっかけづくりにも有効でしょう。

同業他社のユニフォームに刺激を受けて

とある飲食店や運輸業者の場合、そのユニフォームを見るだけで多くの人から、その企業名を連想させます。その連想は、企業名のみならず、企業イメージが認知されたユニフォームは、サービス等にも安心感を与えるぐらいの企業の宣伝媒体のひとつとなっております。現在、注目されている企業ユニフォームの一例として挙げられるのが、SDGs対応のユニフォームへの取り組みです。

再生ポリエステル・バイオペット(植物由来のポリエステル)などを活用した、サステナブル素材を使用したユニフォームです。またドライクリーニングよりも家庭洗濯、さらにアイロンがけ不要なイージーケアの加工製品は、SDGsに向いており環境負荷が低くなります。

温度調整ができるユニフォームでは、ファン付き作業着やヒーターベストなど、はたらく環境を改善する意味でSDGsに貢献しています。建設業はもちろん、多くの業種・職種で取り入れており、屋外、屋内でも全国での認知度が高まっています。

組織変更・企業方針の変化

ユニフォームのモデルチェンジは、組織変更や企業方針の変化をきっかけに行われる事も有効です。ブラインディング効果を生み出すには理念(ブラインドプロミス)を「言葉(約束)」と「行動」を一致させ、企業活動にしっかり落とし込めることが大切です。

理念や想いを可視化するためにも、ユニフォームのモデルチェンジは、それらを明確にする印象を与えます。インターネットの普及を利用して、狙った顧客だけを絞り込み、オウンドメディア(自社がコントロールできるメディア)の一つであるユニフォームでの戦略的情報発信は、効果的です。

まとめ

ユニフォームのモデルチェンジが企業課題の解決にもたらす効果を理解できましたでしょうか?

ユニフォームのモデルチェンジによって、従業員の安全対策、業務効率、チームワークの構築から、安定した求人などの影響、顧客へのブランディング効果はもちろん、多角的に有効な手段である事がお分かりいただけたと思います。

ユニフォームのモデルチェンジをご検討されている場合、モデルチェンジには、たくさんのメリットがありますので、是非、モデルチェンジをご検討してはいかがでしょうか。