介護ユニフォームはポロシャツ?ジャージ? | 制服コラム
介護施設や福祉施設のユニフォームは、ご利用者様にとっても働く職員にとっても心地いいものを選びたいですよね。
現在はポロシャツ&チノパンかTシャツ&ジャージスタイルが主流。施設全体の雰囲気や業務内容によって、ふさわしいスタイルが違いますので、それぞれのアイテムの特徴をご紹介します!
介護ユニフォームの役割について
アイテムの説明に入る前に、統一した介護ユニフォームを着ることによってのメリットをまとめてみました。
1.ご利用者様やそのご家族・地域の皆様から介護サービスの職員であると視覚的に認識することができ、職員を見るとしっかりケアをしてくれる安心感や
信用の増大につながります。
2.介護サービスの現場に適した機能やデザインを着用することで、職員の身体の負担を軽減します。それによって能率が上がり、最終的にはご利用者様へ
の温かいケアをすることができる。
3.ユニフォームを採用していないところでは、自分で仕事用に購入する介護職員の方もいるでしょう。ユニフォームがあれば、経済的負担もなく、職員の
身だしなみを整えることができます。また、職員の意識向上・連帯意識も高まり、より質の高い介護サービスにつながります。
このように、着用するだけでメリットが生まれる「介護ユニフォーム」。それでは、各アイテムの特徴を見ていきましょう。
介護ユニフォームの種類
・ポロシャツ
一般的な価格として1,500~4,000円程度で販売されています。介護業務では汗をかいたり、水に濡れたりするので、速乾性や吸汗性に優れているポロシャツは介護スタッフにうってつけの機能を持ったユニフォームの1つです。カジュアルに思われがちですが、襟がついているので、動きやすさときちんと感を両立できるアイテムです。ポリエステル混の素材を選べば、お手入れもらくらく。水に濡れたり、汗をかいたりしても、乾きやすいのが特徴です。
・シャツ
一般的な価格として1,500~5,000円程度で販売されています。きっちりとした印象になるので、ハイグレードな施設にふさわしい上質感を演出します。窮屈では?と思われるかもしれませんが、布帛ではなく、ニットシャツが多数発売されているので、動きやすさもしっかり確保できます。小さなボタンの滑落を防ぐため、一見シャツに見えるけれど、ボタンはスナップ式で、着るときにはポロシャツのように被るタイプという技あり商品もございます。
・介護ジャージ
一般的な価格として5,000~10,000円(上下)程度で販売されています。身体介護などで激しく動く場合でも、業務の邪魔にならず、吸水性・速乾性に優れているのでどんな場面の介護業務においても適しています。ただし、前面に金属製のファスナーがある場合は注意が必要です。高齢者の皮膚はとても弱く、金属が軽く擦っただけでも皮膚を傷付けたりしてしまう可能性があります。
まとめ
介護職の動きに合わせたユニフォームが研究され、ストレスフリーな商品が多数発売されています!
アイテム選びのポイントは3つ
1.施設のイメージ
2.着用者の動きやすさ
3.ご利用者様の安全
多くのスタッフが着用する介護ユニフォームは、実は施設の雰囲気を大きく左右します。
単に「動きやすいから」「楽だから」だけでなく、ユニフォームのチカラを信じて、じっくり検討してみてはいかがでしょうか?