建設業の作業着のモデルチェンジは10年に一度!?失敗しない検討方法をチェック
はじめに
現在着用している作業着は導入から何年経過しているでしょうか?
そろそろモデルチェンジをしたいと考えている建設業の総務担当者もいるでしょう。
夏は猛暑で冬は極寒の中、作業員のみなさんの体調も心配になるものです。
土木作業や建築など、基本は屋外で作業しますが、外気温の影響だけでなく安全面にも配慮したものが必要といえます。
そこで今後の建設業の作業着で大切な要素やモデルチェンジで押さえておかなければいけないポイントをチェックしましょう。
外気温の影響を受けやすい建設業
土木や建築系の建設業では、現場のスタッフは屋外での作業が中心となる為、外気温の影響を直に受けてしまいます。
真夏は炎天下で猛暑ですが、安全面から半袖や短パンでの作業は安全面から禁止されています。
夏の暑さや冬の寒さに影響されるのは体調面が一番ですが、作業中の品質や安全面にも悪影響が及ぼします。
①熱中症のリスクが高い
真夏の猛暑日になると、外出先で歩くだけでも滝のような汗が出てきます。
建設業の作業員は普段から慣れているとはいえ、やはり暑さ対策が十分でないと熱中症のリスクは高くないものでしょう。
現場でやれることには限りがあります。
作業着も改善するべきであり、万が一にも熱中症によって入院になれば、人手が足りずに工期が遅れてしまいます。
②集中力が途切れる
外気温からくる暑さは、作業者の体感温度も上昇することになります。
建材を運び、設置する作業は猛暑でなくても汗をかきやすくなるものです。
体内温度が上がってしまうと熱中症のリスクも高まり、暑さからくる倦怠感で作業への集中力が途切れがちになってしまいます。
たとえ定期的に水分補給をしていても、すぐに暑くなるので改善にはつながりません集中力の低下は、足場の踏み外し、工具による裂傷など安全面でもケガの恐れがあります。
また、集中力が乱れると作業中にミスをする確率が高くなり、安定した品質を保つことも難しくなるでしょう。
③人材が流出して離職率が高くなる
猛暑や極寒で作業に集中しづらい場合、現場からも改善してほしいと要望がでるものですが、予算面で承認が下りず、一向に会社が動かないケースもあります。
働きづらい環境はどの仕事でも優秀な人材を流出させてしまう結果になりがちです。
だれかが辞めると、そのしわ寄せも周囲に訪れるので、我も我もと離職率が高くなってしまいます。
こうなると余計に工期に影響を及ぼし、賠償金に発展する恐れがあります。
作業着のモデルチェンジに生じる予算を賠償金が上回る可能性もありますし、再度人材を雇う求人広告費もかかってしまいます。
このような状況は本末転倒ですので、まずは現在頑張っている自社作業員への改善を一番に考えましょう。
モチベーションアップを目的としたオリジナルユニフォームの導入事例(置田運輸株式会社様)
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/1264/
暑さや寒さは空調服の作業着で改善可能
暑さや寒さへの対策は作業着でも十分改善可能です。作業着だけでは100%改善できないかもしれませんが、作業者の意識は変われるでしょう。
夏はファン付きのフルハーネス対応の空調服
夏は空調機能を取り入れたベストが活躍するものです。
ファンを付けているタイプで帯電防止機能があり、静電気を防止する効果があります。
さらに風を通しやすくて、ファンの機能と合わせて涼しく快適な作業環境を実現できます。
オーダーメイドでは男女兼用の作業着を製作することもできますから、新しく現場に入る作業者にもすぐに対応可能です。
また、建設業特有の高所作業にも対応できるように、ベストにはフルハーネス対応もの商品の導入も可能です。
カラーのバリエーションもあるので、作業員も満足して着用できますし、会社側も作業員のモチベーションが向上することで、作業効率の最適化が図れます。
冬は防風で保湿性のある防寒タイプ
冬は寒さもありますが、風が強くて作業しづらいこともあります。
ズボンにも防寒タイプのブルゾンもおすすめです。
冬だけに保湿性に優れた素材が有効で、ヒート式のベストも暖かくて快適といえます。
また耐久性に優れていると長時間作業しても疲れなく、クリーニングしても型崩れしません。
建設業もオシャレでスタイリッシュなデザインが求められる
作業服をモデルチェンジする際、同業他社とデザインの差別化をしたいという意見をお聞きする事が増えてます。
オーダーメイドで作業着を製作する事で、デザイン性のあるスタイリッシュな洗練された作業服を導入する事が可能です。
安全性、動きやすさを考慮する事で仕事の効率が上がる事はもちろんの事、リクルート効果も期待できます。
また、チームビルディングにも効果的で、チームワーク工場、離職率の低下を防ぐ効果も見られるでしょう。
また、デザイン性には夏冬に合わせた素材も大事ですが、オールシーズンで着用できるタイプもあります。
建設業の現場だけではなく、事務方のスタッフにも着用できる作業着やユニフォームだと、組織の一員として統一感を持たすことができます。
さらに収納も多い作業着は作業効率が高まるものです。
野帳とペンがスッと出し入れ可能なポケットや屈伸動作でも落ちない収納スペースは人気といえます。
まとめ
建設業(土木や建築)では屋外で作業するにあたり、夏の暑さや冬の寒さへの対策が必須といえます。
既存の作業着からモデルチェンジを考えている場合、ファン機能付きフルハーネス対応空調ベストや防寒防風タイプの作業着は、外気によって酷使される作業員への改善につながります。
従業員の立場からオーダーメイドの作業着の検討をしてみてはいかがでしょうか。
オリジナルデザインの導入事例(富士工業株式会社様)
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/2051/